2018年1月30日火曜日

閑坐して春禽を聴く

  閑坐聴春禽    祖詠
(かんざしてしゅんきんをきく)
 のんびりとすわって春の鳥の声に耳を傾ける

雄石の酔筆戯書

  寒波続きで、いつになく冷え込みの厳しい年明けのひと月でした。
  今年も精進します。


2017年7月28日金曜日

暑中お見舞い申し上げます

  沖縄壺屋焼の「カラカラ」が娘達から贈られてきました。泡盛用に使われる陶器酒器の一種「カラカラ」ー  丸餅型の徳利の中に、陶製の玉が入っていて、泡盛が入っていない時に振るとカラカラと音がします。
  酒好きな坊さんが丸餅をヒントに倒れない徳利を作ったところ、「貸せ貸せ」(沖縄方言でカラカラ)と評判になったので、そう名付けたという民話が残っているそうです。
  暑い夜の泡盛の晩酌が、一味美味しくなりそうです。


雄石の酔筆戯書



圓荷舞葉涼    (張宛丘)
  円荷  葉を舞わして  涼し
丸い蓮の葉が、風に舞って涼しい。

2017年6月28日水曜日

H 先生に感謝! 感謝‼︎です

  またもやH 先生に感謝感謝です。
昨年秋の県展作品「楓橋夜泊」を、立派に額装していただきました。
  いつも何時もありがとうございます。ますます精進いたします。


雄石の酔筆戯書

















2017年5月4日木曜日

篆を学ぶ者 亦必ず楷書に由る。

  古い書物に由ると、「篆を学ぶ者は、亦必ず楷書に由る。正鋒既に熟すれば、則ち力を為し易し。…」とありました。要するに「篆書の稽古をする者は、亦必ず楷書による正しい筆鋒に熟練してから力を為し易くなる。」
「明豊道生學書法」(みんのほうどうせいがくしょほう)の一節より。
  これまでの稽古の方法に強ち大きな間違いは無かった模様です。常に古典に戻り、臨書に精進したいものですね。

雄石の酔筆戯書
臨書手本    法帖の一部


  臨  顔真卿  多寶塔
    もっともっと書き込まないと、時間がかかり過ぎです。落款まで凡そ4時間。

臨    王義之  集字聖教序

臨    呉昌碩  行草書

臨    米芾  蜀素帖

臨    顔真卿  争坐位文稿

臨    鐘繇  薦季直表

臨    筆者不詳  張猛龍碑

2017年4月29日土曜日

麦の穂の 空高くして 鯉のぼり

  日本の書展茨城展  多くの皆さんが観てくださり、激励をいただきました。お忙しい中本当にありがとうございました。感謝しております。ますます精進します。

雄石の酔筆戯書
  
臨  淞翁白玉井銘

臨  鄧  傳密  (とう  でんみつ)

臨  黄  山壽(こう  さんじゅ)




2017年4月15日土曜日

春雷が 桜散らして 書展かな

   第44回 日本の書展茨城展始まりました。激しい春雷と雨のオープニング‼︎
  全国を巡回する『現代書壇巨匠』『現代書壇代表』展をはじめ、最高峰の墨線の美が一堂に。圧倒されます。
  県民文化センターで20日までです。ぜひお出かけください。


『茨城書壇選抜展』出品作品





  稚拙さを痛感するばかりです。一層精進に励みます。

2017年4月14日金曜日

日本の書展始まる‼︎

  第44回日本の書展茨城展が明日、4月15日から県民文化センターで開催されます。本日は、作品搬入展示作業に参加してまいりました。
  現代巨匠展はじめ日本を代表する書作品が鑑賞できるよい機会です。ぜひお出かけください。4月20日まで。