一番の寒さを乗り切れば、あとは春を待つばかりだ。
(県北部 里美地区で見つけてきました。)
酔筆戯れ書の小窓にも、
春の訪れを期待しながらがんばります。
雄石の酔筆戯れ書
欲向江東去定将誰擧杯稽山無賀老却棹酒船回
(唐) 李白詩 重憶賀監
-江東に向かって去らんと欲す
定めて誰と杯を擧げん 稽山賀老無し
却って酒船に棹して回るー
春入翠微残照紫
天含空碧断峯青 劉迂
天含空碧断峯青 劉迂
-春は翆微に入りて残照紫に
天は空碧を含んで断峯青しー
天は空碧を含んで断峯青しー
(春が山を萌黄色に変えて
夕日が紫に染め
夕日が紫に染め
空は青空となり
切り立つ峯がさらに青い)
切り立つ峯がさらに青い)