2017年3月5日日曜日

啓蟄の 畦は土筆と 土竜塚


   遠く見る木々が芽づくろいを急ぎ、何気ない淡色の和らかな変化を感じます。何とはなく(*^o^*)ものですネ!

  雄石の酔筆戯書

  
楓橋夜泊    中唐  張継(ちょうけい)
     月落ち烏啼いて  霜天に満つ
     江楓漁火  愁眠に対す
     姑蘇城外の寒山寺
     夜半の鐘声  客船に至る
  
  月が沈み、烏が啼いて、霜の気が
  天に満ちわたる。
  岸の楓と漁火が、うつらうつら
  とする旅愁の目に映る。
  そこへ、蘇州郊外の寒山寺から、
  夜半を告げる鐘の音が、わが乗る
  小舟に聞こえてきた。

  懐古するに20数年前、蘇州に寒山寺を訪れる機会が。その折に、この漢詩に傅れ、蘇州の街の風情とあいまって、とても印象深くしたものです。
  書を始め、いつか書いてみたいと思っていた題材です。他の書体にも挑戦したいものです。


23年前のアルバムから、支障がありましたら、ご容赦を。対不起!   



臨    九成宮醴泉銘


楷書

  



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